ガスストーブとガスマイコンメーターでガス止まる

 昨日の朝、電気のブレーカーが落ちました。電気ポットと電子レンジを同時に使ったのがまずかったらしいです。電気を一度に使い過ぎると自動的に遮断するのがブレーカー、昔は金属線を使ったヒューズが一般的でした。ガスには電気のブレーカーに直接相当するものはありませんが、ガスマイコンメーターにはガスを自動的に止める安全機能があります。
この安全機能のせいで普通にガスストーブを使っているだけで勝手にガスが止まってしまう事があります。
 東京ガスのウェブページに拠ればこんな場合にマイコンメーターによってガスが止まります。

  1. 一定時間に極めて多くのガスが使用された場合
  2. 急に多くのガスが使用された場合
  3. 長時間ガスが使用され続けた場合
  4. 震度5以上の地震が発生した場合
  5. メーターに振動やショックが加わったとき
  6. 流れるガスの圧力が低下した場合
  7. 警報器・不完全燃焼警報器が作動した場合(連動している場合のみ)
 一般的によく知られているのは4の地震の時ですね。
 ガスストーブを使っていて問題になるのは3の「長時間ガスが使用され続けた場合」です。マイコンメーターのページに拠れば、ガスストーブ・ファンヒーターを720分、すなわち12時間使いっぱなしだと自動的にガスが止まります。夕方4時頃にガスストーブを点けたら次の日の明け方にガスが全部止まってしまい、寒い中、玄関を出てマイコンメーターの復旧をさせた事が何度もあります。
 「そんなことはない。うちはいつも12時間以上点けっぱなしで何とも無い」という方も多いと思います。単純に12時間連続でガスストーブを点けてたらガスが止まるというわけでは無いのようです。「同じ流量」で連続した時間をカウントしてガスを止めるらしく、途中でコンロでお湯を沸かしたりお風呂を焚いたりすれば、そこで時間がリセットされて0から再びカウントされるようです。ですから、普通に朝晩ガスを使っていればガスストーブのせいでガスが止まる事は無いようです。夕方帰ってきてガスストーブを点けて、ストーブは常に種火状態で、夕飯は電子レンジで、お風呂に入らずにウトウト、だと朝方震える事になります。