10万円金貨は10万円を超えるか?

うちに10万円金貨が一枚あります。
正式には天皇陛下御在位六十年記念硬貨と言います。


こんな感じのものらしいです。
「らしいです」というのは私もじっくり見た事が無いから。
未だにパッケージされたままだし。

最近、金の価格が急騰しているので10万円金貨も高くなってくれると嬉しいのですが、まだ足りません。
この金貨、純金製なのですが重量は20グラムしかありません。
従って金の地金として売るにはグラム5000円を超えないと額面10万円を超える事が出来ず、普通に硬貨として使った方がまし・・・というか10万円金貨なので当たり前なのですが。

硬貨として使うにも少し問題がある代物です。
この金貨が発行された当時の金の価格はグラム1500円ぐらいでした。
ですから金としての価値は3万円ぐらいしかなかったのです。
それゆえ大量偽造事件が起こりました。
偽造事件の影響で、硬貨としてそのままではまともにお店で受け取ってもらえないそうです。
使うには銀行に行って紙幣と交換しないといけないらしいのです。
それもケース(ビニールパック)に入った状態でないと紙幣と交換すらしてもらえないとか。
このままグラム1万円ぐらいまで上がってくれないかなぁ。