結局AFT絡みでトラブる

事前に下調べして「たぶんの大丈夫」との目論見に従って行ったAFTのHDDへの換装ですが、しっかりAFT絡みのトラブルに遭遇しました。
Windows Updateができません。
Intel Rapid Storage Technologyをインストールしたら解決しましたが、事前の予備知識が無かったらかなり焦ったかも。

事の顛末です。

HDDのハード的な交換は無事済み、リカバリーディスクを使ってのソフトのリカバリーも終わりました。
リカバリー行程の最後の方で「MSOE.dllが無いのでWindows Mailが〜」というエラーメッセージが出ましたが、リカバリー行程の自動作業中の出来事なので「OK」を押して確認する事しか出来ません。

そのまま進み、Windowsが無事起動しました。
ここでトラブルとなりました。
あらかじめダウンロードしてあったSP2のパッケージでWindows Updateをしようとしても
「致命的なエラー エラー:E_UNEXPECTED(0x8000ffff)」
と出て止まってしまいます。

この時点では何が原因か分からないのでまずWindowsのヘルプとサポートで検索してみましたが該当するエラーコードはありません。

次にWindowsのサポートで探してみると
Windows Vista ベースのコンピューターで、Windows Update または Microsoft Update を使用して更新プログラムをダウンロードするときに、エラー コード 0x80000FF が表示される
というのがありました。
まず上段の Microsoft Fix it 50202 というツールを試してみましたが変化はありません。次に下段のレジストリエディターを使った方法もやってみましたが、該当するキーはありません。上段と下段の方法は結局ツールで自動でやるか、レジストリエディタで手動でやるかの違いだけだと思えるので、すでに Microsoft Fix it 50202 でキーは削除されていたのかもしれません。

MSの公式情報では役にたたない事が分かったので事前の下調べで見ていた価格.comの口コミをまた見ると
インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテル® RST)
を入れると良いらしいので、ダウンロードします。
インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー - ダウンロード・センターには4つありますが、上の二つは名前から見てフロッピーディスク用っぽいので、下の二つの内の下の方 ファイル名 iata_cd.exe をダウンロードしてインストールしました。
起動してみると物理セクターサイズが4096バイトになっています。これが3072バイトに見えているとトラブルになるようです。
Windows Updateをしてみたら無事通りました。

AFT関係のトラブルには2種類あるようです。

一つ目はHDD上のパーティションの配置がずれる問題で、XP以前のOSで起こり、HDDのアクセス速度が低下します。
各HDDメーカーが配布しているツールを使うと修正できます。

二つ目は物理セクターのサイズが4096バイトに見えない問題で、HDDのドライバーが古いと起こるようです。
Intel Rapid Storage TechnologyやMimicXPSを使うと治るらしい。


[2014年7月6日]リンク先を修正。
以下、追記です。

この時にダウンロードしたのは

インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテル® RST) RAID ドライバー
バージョン:11.7.0.1013
iata_cd.exe 

だと思いました。他のVersionには iata_cd.exe というファイルが無い為です。
しかし、当時ダウンロードして保存してあったファイルと先程ダウンロードしたファイルを比べて見ると違うファイルです。ファイルの大きさも違いますし、起動してみてもダイアログのデザインが違います。

んー
次にリカバリーした時はどうしよう。
保存してある iata_cd.exe を使えばいいのだが、もし紛失してしまった場合、最新Versionを使って上手くいくものなのか。
心配だ。